「週刊少年ジャンプ」2019年33号に掲載されている「僕のヒーローアカデミア」235話のネタバレです。
前回234話では死柄木弔とリ・デストロの戦いの様子が描かれ、最後にギガントマキアが到着しました。
今回の235話では、一旦死柄木弔とリ・デストロの戦いの描写はお休みで、死柄木弔の幼少期の様子が描かれます。
ネタバレを含んでいるので気になる方は注意してください!(画バレはありません)
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僕のヒーローアカデミア235話のあらすじ(注:ネタバレあり・画バレなし)
死柄木弔の未来
身の安全を考えるように連絡が入る中、自分が鍛え上げた異能を避けることなく死柄木弔が攻撃してきたことに驚くリ・デストロ。
リ・デストロの質問に対して死柄木弔は何もつくらずただ壊すだけ、未来なんか要らないと語ります。
志村家のルール
死柄木弔ー志村転弧の幼少期、志村家にはヒーローの話をしてはいけないというルールがあり、それを破ると父親である弧太朗に厳しく叱られていました。
母親に仲間外れになっていた友達とヒーローごっこをして楽しかったと話す転弧。
母親や祖父母は優しかったものの、父の建てたこの家が自分を優しく否定していると感じていました。
そんな中、姉が父の書斎で父方の祖母の写真を見せてくれてヒーローだったことを教えてくれます。
その後、書斎に入ったことに気づき激高しながら近づいてくる弧太朗。
姉は転弧が写真を見せてほしいといった嘘をつきます。
弧太朗は自分の母を否定し、転弧に対して暴力をふるいます。
家庭の崩壊
自分の書斎で母・志村菜奈の残した手紙を読み返す弧太朗。
そこには別れの理由と自分への愛情が綴られていました。
手を挙げるならルールにはしたがえず、もう限界だと弧太朗に話す妻。
庭で犬を抱きながら泣いていた転弧ですが、犬を抱くその手に変化が起きていまし。
僕のヒーローアカデミア235話の感想・考察
ヒーローによる歪み
志村菜奈はオールマイトを育て上げた立派なヒーローですが、息子である弧太朗の持つ印象は全く違うもののようです。巨悪と戦うために家族と離れた志村菜奈ですが、弧太朗は母親に捨てられたと感じていました。
志村菜奈は息子を愛していましたが、それがきちんと伝わっていなかったように感じます。
母親が原因である弧太朗の行き過ぎたヒーロー嫌いが、転弧までをもゆがませてしまったのだと感じました。
転弧の変化
ヒーローに憧れていた転弧ですが、父親の暴力や助けに来てくれなかった他の家族に対しての怒りなどで変わっていったのだと考えられます。
この235話のラストシーンが個性「崩壊」の目覚めに繋がるのでしょうか。
前回234話で転弧は家族に言ってほしかった言葉があったようですが、それはデクと同じ「君はヒーローになれる」という言葉だったのだと感じます。
もし、転弧がオール・フォー・ワンより先にオールマイトに出会っていれば人生も変わっていたのではないでしょうか。
この235話のタイトルは「志村転弧:オリジン」でした。「名前:オリジン」で描かれたキャラクターはその話をきっかけに大きな変化が起きているので、志村転弧にも大きな変化が起きると考えられます。
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