「月刊ジャンプSQ.」2019年3月号に掲載されている「青の祓魔師」108話のネタバレです。
107話では、サタンがルシフェルととうとう顔を合わせました。サタンへの忠誠を誓うルシフェル。アサイラムを居城と決めたサタンにアサイラム攻略を続ける正十字騎士團。
長期戦の攻防が続く中、ユリがセクションに忍び込みサタンを説得します。
拒絶するサタンですが、やはりユリに「そばにいてくれ」と伝え、それに応じたところで終わりました。
108話ではサタンが居城とした城を捨てると宣言するところから始まります。
ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください!
青の祓魔師108話のあらすじ(注:ネタバレ・画バレあり)
つかの間の二人の時間
体がもたないことを覚悟したサタン。エリクサー研究は継続せず、好きな所で好きな女と行動することを選びます。
弱ったサタンに、着るものと日用品を調達しようとユリが部屋の外にでると、友人のジェニと再会。
ジェニは高収入高キャリアと引き換えにセクションで働くことを選択。
仕事はクローンの世話だが、9割の子が長生きできない地獄のような環境に後悔していました。
モリナスの契約書のせいで誰にも相談できなかったジェニだが、サタンがセクションを手放すことを聞き、「この施設を公にするなら今しかない」とユリに伝え、後悔しない選択を決意したジェニ。
また再会できることを約束し二人は別れました。
そしてユリはサタンと一つだけ外に出られそうな地下の脱出ルートを進みますがそこは騎士團が包囲しており360度囲まれてしまいます。
ジェニとユリの会話を聞いていた職員がリークしており、ジェニは射殺。
人里から離れて静かに暮らす、と訴えるユリ。
囲む祓魔師の中に獅郎の姿を発見し「見逃して」と懇願するも、急に吐き気をもよおします。
ユリを気遣うサタンに向け、チャンスとばかりにサタンに向けて一斉射撃。
サタンは炎を出し反撃するも、血を吐き倒れてしまい、確保されてしまいます。
激震の騎士團
悪魔軍団はアサイラムから撤退し、人質も救出。劣化破滅したと思われるサタンの憑依体が発見されたとの報告に納得できない祓魔師たち。
メフィストは会議でエリがサタンを誘い寄せた可能性が高いということを説明。
そして何よりの証拠として妊娠していることを報告。
エリは悪魔の子を身籠った女性に発生する超能力である「魔揺監」により、一切傷つけることができない不可侵状態となります。
獅郎はサタンは表向きは死んだことになってるが、まだ生きている、そして憑依体の劣化が進みもう身動きができないことをエリに報告します。
さらに獅郎は騎士團が今回の件を全てユリ一人の責任にしようとしていることを告げ、サタンの仔を生みたいとは考えてないかと確認するも、謝るエリ。
青い稲妻作戦とは
メフィストは生まれてくる赤子への対策を打つべく「青い稲妻作戦」を計画します。
炎に強い武器を探す中で、降魔剣「倶利伽羅」が有効と考え、獅郎は作戦に加わり剣を手に入れるために向かいます。
ユリのおなかの中に双子がいることが判明。
ユリの体がもつかというほどに衰弱しています。
予定日から4週過ぎ、とうとう破水。青い稲妻作戦が開始されます。
苦しむユリを目にする獅郎。ユリを救うと決意し降魔剣を手にします。
青の祓魔師108話の感想・考察
言葉は荒くても救う為
獅郎がユリへおなかの赤ちゃんはどうなるか聞いたとき、降魔剣を手にして達磨に子供を殺すと宣言したときなど、言葉は荒かったり強かったりはしますが根底には「何かを救うため」に行動しています。
過去を知った燐は?
どんどん明かされる過去の出来事。
決してハッピーエンドでは終わらないとわかっていても、どこかに救いを求めたくなりますね。
逃げず暴れず、過去を全てを知る決意をした燐。
「青い夜」の全てを知ってどのように考えどのように行動するのかが非常に気になります。
燐と雪男が生まれた瞬間にどのようなことが起こったのかが、次回109話では描かれることになりそうなのでとても楽しみです。
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