前号335話では、木兎が”楽”じゃなくて”楽しい”を考えてバレーに向き合っているのだと中学時代の回想で出てきて、木兎がバレーを”楽しい”と感じているプレーが見ている人を魅了するのだと感じました。
桐生はそんな木兎について行くのが精一杯だとごちゃごちゃ考えるのをやめ、桐生の顔にも楽し気な笑みが浮かびました。
魅力的な試合に盛り上がる観客席!私も本誌を読みながら大興奮です!
それでは今号336話”バケモノたちの行くところ”の見どころをネタバレさせて頂きます!
ネタバレや画バレを含んでいるので気になる方は注意してください!
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【ハイキュー!!】336話のあらすじ(注:ネタバレ・画バレあり)
その日の主役
前号335話で木兎のサーブでレシーブを乱され、トスと呼ぶには不十分なネット近くに上がったボールを桐生は”悪球打ち”の二つ名に相応しい活躍を見せ、木兎目掛けて強烈なスパイクを打ちました。
しかし、強烈なスパイクは小見がナイスレシーブ!
黒尾いわく『調子の良い木兎は他の連中の調子も引っ張り上げる事があんだよな 敵も味方も』だそうです。
ラリーは猿杙のストレートで梟谷が制し、得点は(狢坂)19対(梟谷)21。狢坂が2回目のタイムアウトを取りました。
1回目のタイムアウトでは弱気な発言をしていた桐生ですが、乱れたボールは全部俺でいいという頼もしい発言。
そんな桐生を見つめ監督は『エースといえどいつも好調っち限らん そげな時は他ん好調な誰かを探し出せ「そん日の主役」を見極めろ いつもセッターに言う事やけん でも八 今日のお前は大丈夫やな』と思うのでした。
いつも通り=100%
梟谷のベンチでは1年尾長が先輩達の好プレーを興奮気味に称賛しています。
猿杙が『赤葦のセットがめっちゃ打ちやすかったからねー』と言うと、赤葦は『ありがとうございますいつも通りです』と返答。
すると木兎が『赤葦は圧が凄いよね「ジブンここまでなんで」って 「俺はやれる事やったよソッチはどう?」ってな!』と言いました。
赤葦は木兎の言葉にも淡々と『俺に出来る事以外は出来ないですから』と答えると、木兎は『でも知ってる?試合で100%出すって皆が出来る事じゃないよ』と返しました。
120%=いつも以上を求めて
タイムアウト後も狢坂、梟谷両校選手好プレーを見せ一進一退。得点は(狢坂)20対(梟谷)22。
攻撃は狢坂からで桐生のサーブです。
黒尾は『サーブは強烈。点差は2点 引っくり返せる点差 ここを獲るか獲られるか 正念場だな』と感じました。
それは桐生も木兎も感じているようでどちらも集中しています。
桐生が強烈なサーブを打ちましたが、木兎が正面で受けナイスレシーブ。
赤葦が一瞬の間で『誰で行く?誰にでも託せる』と考えているとサーブを受けたバックアタックの体制に入っていました!
赤葦は木兎の行動に驚き戸惑います。
木兎は『試合で100%を出すってカンタンじゃない でもね赤葦 俺には120%ちょうだい』と赤葦に圧をかけるのでした。
【ハイキュー!!】336話の感想・考察
今号336話はも両校選手の好プレーが多く見所たくさんでしたね!
やはり木兎の影響が大きいのでしょう。
ただのエースとなってから活躍しまくりの木兎。表情もとても楽しそうです。
これが中学時代のコーチの教えである”楽しい”を考えたバレーボールだと感じます。
狢坂のレシーバーの不意をついたサーブを打った時のこのしてやったり顔の木兎に『やっぱり俺最強ーッ!!ヘイヘイヘーイ!!』と懐かしい名言を思い起しました。
狢坂サイドでは臼利の桐生愛が見えたシーンがありました!
臼利の『八さんは今日も最強っちゃ』って言うセリフは桐生のメンタルがそこそこ弱い為のフォローかなと始めは捉えていましたが、ただ単に臼利の中で桐生は絶対的な存在だからこそのセリフだったんですね。このシーンでちょっと拗らせていそうだと感じました。
狢坂メンバーのキャラも分かってきたので、より一層試合を見るのが楽しくなってきましたが試合はもう終盤です。
勝つのは狢坂か梟谷か。最後まで見守っていきましょう!!
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